高砂市阿弥陀町にある特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援事業所、ケアハウスの事業を行う社会福祉法人双恵会
令和6年7月10日、今年度も施設研修計画に基づいて、高齢者虐待防止検討・身体拘束適正化委員会の主催で、施設内研修を実施しました。
「グレーゾーン」や「不適切なケア」の段階で気付くことで、虐待の芽を摘むことができるよう現場で取り組んでいくことを
研修目的としてグループワーク、事例発表といった内容で、一人一人が考える研修会となりました。
介護士、事務員、介護職員、ケアマネジャーとさまざま職種が集い、それぞれの視点で有意義な話し合い、意見の交換が出来、拡がりのあるグループワークとなったようです。事例発表では、デイサービスのご利用者様の身体拘束解除を実現した成功事例について、職員の想いと、デイサービス職員全体で取り組めた結果、トイレでの排泄が叶い、介護服(拘束衣)を脱ぐことが出来たプロセスを全体の職員で共有することが出来ました。
今後も施設全体で、高齢者虐待、身体拘束、そして不適切なケアを「しない」は当然のこと、「取り除く、改善する方法を伝えることができる」職員として取り組み、成長していきたいと思います。
令和6年9月24日に、社会福祉法人常寿会の理事でもある長谷川均施設長に講師をお願いし、ユマニチュードについての研修を開催いたしました。
地域に向けて積極的に啓発活動も行っておられる長谷川施設長の豊富な経験をもとに深みのある講義で、ユマニチュードの基礎を学ぶことが出来ました。フランスの体育額の専門家が開発したユマニチュードは、その人らしさを尊重し、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の「ケアの4つの柱」と、ケアを一つの物語のように一連の手順で完成させる「ケアの5つのステップ」を使って相手の尊厳を保ちながらケアを行う技法で、今最も注目をされている認知症ケアのひとつとなります。
その技法を学ぶ中で、日々の忙しさの中で、見失いかけてしまう大切なことを再認識させられる研修でもありました。
今回ご講義頂いた内容は、基礎編とのことで、今回学んだ基本を日々のケアにしっかり活かし、引き続き次のステップである応用編にもチャレンジし、介護職員、また、人間としてのスキルアップを目指していきたいと思います。
令和6年7月24日、高砂市消防署かの職員の方ににお越し頂き、毎年恒例の心肺蘇生、AEDの講習を開催しました。受講経験のない職員を中心に参加し、救命の手順を実践的な流れでご指導頂きました。心肺蘇生、AEDの操作等役割分担をし、声を掛け合いながら、チームワークの大切さも学びました。
今後もこういった機会で、いつ何時でも落ち着いて対応出来る信頼される職員を目指して皆でスキルアップを図っていきたいと思います。
研修内容:「ユマニチュードについて」
研修目的:認知症の方の心をつかむ人間らしさを尊重したケア、コミュニケーション技法を学ぶ
開催日時:令和6年8月29日(木)18:00~19:30 開催場所:めぐみ苑1Fデイサービスフロア
対象者:法人職員
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